試験概要
栽培条件
- 作型露地栽培(加工用)
- 定植2025年4月下旬
- 施用時期5月22日(培土作業時)
- 収穫日2025年8月28日
- 散布方法培土機+サンソワー同時散布
- 調査方法各区画10株 × 3反復
6月-7月の深刻な降水不足
肥大期にあたる6-7月の降水が極端に少なく、7月頭のわずかな降雨のみという厳しい乾燥条件でした。
現場写真
散布作業の様子
培土機(ロータリーカルチ)にサンソワーを設置し、培土作業と同時に散布を行うことで省力化を実現。
収穫物の比較
左が慣行区、右がEFP区。右側の方が大玉(2L/L)が多いことが視覚的に明確。
降水量データ
北海道は、2025年6〜7月にかけて少雨傾向で、 特にジャガイモの肥大期にあたる6〜7月は、7月初旬の一時的な降雨を除いて実質的にほぼ無降水だった。
試験結果
| 項目 | 測定内容 | EFポリマー区 | 慣行区 | 対比 |
|---|---|---|---|---|
| 総重量 | 10株×3反復 | 30,574.3 g | 24,210.0 g | 126.3% |
| 2Lサイズ | 重量合計 | 2,868.5 g | 1,424.9 g | 201.3% |
| Lサイズ | 重量合計 | 9,607.2 g | 6,140.6 g | 156.5% |
| 項目 | 測定内容 | EFポリマー区 | 慣行区 | 対比 |
|---|---|---|---|---|
| 総個数 | 10株×3反復 | 383 個 | 315 個 | 121.6% |
| 2Lサイズ | 個数合計 | 13 個 | 7 個 | 185.7% |
| Lサイズ | 個数合計 | 69 個 | 44 個 | 156.8% |
分析
干ばつ時の水分ストレス緩和
6-7月の降水が極端に少ない中、7月上旬の降雨をEFポリマーが効率的に捕捉。肥大期の水分ストレスを軽減し、成長停止を防ぎました。
明確なサイズアップ効果
総重量の増加以上に、2Lサイズが約2倍、Lサイズが約1.5倍と「大玉化」が顕著です。歩留まり向上に直結する成果です。
品質の維持(高比重)
EFP区の馬鈴薯は比重1.088を記録。急速な肥大による「水太り」ではなく、デンプン価のしっかり乗った高品質な芋が確認されました。



