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記事: 事例紹介:収量増と灌水低減 - 優れた保水性による効果

事例紹介:収量増と灌水低減 - 優れた保水性による効果
実証実験

事例紹介:収量増と灌水低減 - 優れた保水性による効果

世界中で起きている、「農業における水の課題」についてご存じでしょうか。水に恵まれた日本では、水道の蛇口をひねれば、当たり前のように安全な水が出てくる環境ですが、海外はそういった訳にはいきません。今、世界中で干ばつの影響を受けている人口は全体の45%にもなり、年々状況は悪化しています。そして、人類が利用可能な淡水のうち農業が利用している量は70%と言われており、多くの農家が水不足の課題に直面しています。

当社では100%オーガニックの吸水性ポリマーの普及を通して、このような農業における水不足の課題解決を目指しています。本記事では、世界各地で行なっているEFポリマーを使った実証実験の事例を紹介します。

事例①トマト(インド) 

目的: 乾燥した土壌での保水性の向上、収穫量への影響を確認する

実験方法: ポリマーの施用量と灌水量を変えて試験を実施

【結果】

EFポリマー使用区では、灌水を4割軽減しても通常より収穫量が増加。EFポリマーを使用することで、灌水を軽減した状態でも、収穫量の増加に繋がりました。

 

事例②オクラ(インド)

目的: 水の利用効率の向上、収穫量への影響を確認する

実験方法: ポリマーの施用量と灌水頻度を変えて試験を実施

【結果】

EFポリマー無しで灌漑間隔が短い(3日間)の区より、EFポリマー有りで灌漑間隔が長い(7日間)の区の収穫量が増加。EFポリマーを施用する事で、灌水頻度を軽減した場合でも、収穫量の増加に繋がりました。

事例③春とうもろこし(インド)

目的: 水利用効率・肥料利用効率への影響を確認する

実験方法: EFポリマーと肥料の施用量を変えて試験を実施

【結果】

EFポリマーと肥料の使用量を変えて試験を実施した結果、特に降雨が少ない地域での収穫量が増加。影響の大きいエリアでは、収穫量が6割増えた地域もありました。

 

事例④キャベツの育苗(茨城)

目的:灌水頻度の軽減、作物の重量への影響を確認

実験方法:キャベツの苗にEFポリマーを1,2%を適用し、「通常灌水区」、「灌水低減区」に分けて苗の生育を調査。また、苗を圃場に植え付けた後の生育の調査を実施。

【結果】

・「通常灌水区」の苗は、1%区画で22%、2%区画で18%重量がUPした

・「灌水低減区」の苗は、1%区画で32%、 2%区画で28%重量がUPした

水ストレスがかかるような環境下でより大きな効果が得られました。また、この試験区の条件下ではEFP2%区よりもEFP1%が収量が多かった事から、施用する量が適量であることが重要であることが明らかになりました(推奨量は土の量に対して0.5%~1.0%)。

 

実証実験レポート

実証実験の内容をさらに詳しく知りたい方は、下記のリンクからレポートをご覧ください。

https://ja.efpolymer.com/experiment

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